睡眠障害とは

睡眠は健康にとって非常に重要だと心療内科では考えられています。
睡眠は、心身の疲労回復をもたらすとともに、記憶を定着させる、免疫機能を強化するといった役割があるということを心療内科では説明しております。健やかな睡眠を保つことは、活力ある日常生活につながります。
睡眠障害というと不眠症を考えがちですが、不眠症以外にも様々な病気があり、近年、多くの人々が睡眠の問題を抱えていることがわかってきました。メンタルクリニックにてよく聞かれる訴えとしては、夜の睡眠が障害されて眠気やだるさがでる。日中にも症状が出現して集中力が低下する。仕事などの日常の生活に支障を来しているというものです。このような、睡眠の問題や日中の眠気の問題が1カ月以上続くときは、何らかの睡眠障害があると考え、心療内科での可能性を疑い、治療の開始も検討します。
睡眠障害の治療について
ただし睡眠障害は、その原因によって治療法は異なるので、適切な治療を受けるためにも、早期にメンタルクリニックを受診して、睡眠状態や睡眠の問題についての相談をすることは重要です。心療内科から処方される薬をのむだけでは依存が高まることも多いので、日常生活および睡眠のリズムを整えるところから開始して、定期的に心療内科を受診する必要があります。